トレバー・ワイ フルート教本 テクニック&スケール

さて指に関しての、教本というと、やっぱりスケールが一番多いですね。しかしスケールは、「指」だけではなく、アーティキュレーション、音程、など様々なテクニックの上達に役立ちます。

とはいえ、ここでは「指」に重点を置きたいと思います。

かなり初期段階から使えるのが、トレバー・ワイ フルート教本 2 テクニックです。このシリーズばかりお勧めしているようですが、とても良いシリーズだと思います。これは、タファネル・ゴーベールによって書かれた日課大練習から1と2を主に取り上げて(多少アレンジして)書いているのですが、タファネル・ゴーベールが殆ど説明がないのに対し、こちらはものすごく説明されてます。(若干詳細過ぎな所もあるかもしれませんが)

初期の段階で、ホイとタファネル・ゴーベールを渡されても、使いこなせるかどうか・・ですが、この本は薄いですし、説明もしっかりしているので、使えるのではないでしょうか。




もうひとつ、タファネル・ゴーベールの中から4番をちょっとアレンジして書いているのが、トレバー・ワイ フルート教本 5 呼吸法とスケール。さらに2オクターブ音階、三度の音階、二オクターブの和音、分散和音など色々出て来るので、中級まで行かないと難しいかと思います。




トレバー・ワイさんはユーモアのある方で、内容も面白いのでお勧めのシリーズです。





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